深海の奇跡。血赤珊瑚、もも珊瑚の専門店より、厳選された宝石珊瑚アクセサリーをお届けします。

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宝石珊瑚について

深海に眠る宝石珊瑚

造礁珊瑚と宝石珊瑚

造礁珊瑚

珊瑚と聞くと、写真のようなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。南国らしい美しい光景ですね。しかしながら、私たちがお届けしている宝石珊瑚は、写真のような造礁(ぞうしょう)珊瑚とは本質的に異なります。

珊瑚はサンゴ虫と呼ばれる非常に小さな動物が岩に定着し、身を守る為に石灰質の殻を作りだしてポリプとなり、このポリプが分裂することで形作られています。

造礁珊瑚は、ポリプが光合成によって養分を作る渇虫藻と共生している為、光の届く浅い海中にしか生息していません。

対して宝石珊瑚は、これを形作るポリプが微小な浮遊物を栄養源としている為、渇虫藻と共生する必要は無く、したがって光を必要としていません。光の届かない深く冷たい深海を生息域と定め、静かにゆっくりと存在する宝石珊瑚。非常に硬い宝石珊瑚は、磨き込むとミステリアスな光沢を放ち、古くから人々を魅了する宝物として扱われています。

歴史

珊瑚の歴史

珊瑚は古くより冠婚葬祭や宗教行事、祈りや魔よけ、薬用など世界中で珍重され、仏教では七宝にも名を連ねています。宝飾品としては地中海産の宝石珊瑚の歴史が最も古く、正倉院に納められている珊瑚のビーズも地中海産であると考えられています。明治時代に、地中海産よりも大きくて品質がよいとして脚光を浴びたことを機に、日本でも宝石珊瑚漁が行われるようになりました。

採取方法のご紹介

採取方法イメージ

宝石珊瑚は、ワシントン条約やレッドデータブック等にも規制対象の検討がなされた経緯もあり、水産庁の希少生物の資料においては、“希少種“に位置付けられています。

それらの理由から、海外では保護を考慮して従来の海底に網を曳いての採取方法はダイバーや潜水艇での採取にシフトしています。

現在の宮古島ではコスト面や技術者の不足から採取は行われていませんが、資料によると、以前は様々な形状の網に重りを付けて海底を曳き回すことで珊瑚を絡め取る方法で採取していたようです。

加工の工程

宝石珊瑚の原木姿

皆さんは、宝石珊瑚の原木(加工を施す前の珊瑚)はどのくらいの大きさだと思われますか?

宝石珊瑚の原木

宝石珊瑚の成長は、一年間に直径0.2㎜以下といった説もあり、アカサンゴは大きいものでも約30㎝程度です。写真をご覧ください。枝のようになった細い部分も入れてのサイズですから、中央の太い部分もそれほど大きくないことがお解りいただけると思います。更に、潮の流れの影響を受ける側面と受けない側面で艶が異なる為、一見太く見える原木でも大半を削る必要が生じる場合も多く、最終的に大きさを保ったものはとても貴重です。

お届けする宝石珊瑚は、原木を洗う→作品の構想→下書き→切断→荒削り→電動研磨機での加工→磨き→金具などのパーツの取り付け、といった工程を経て生み出されます。どの工程においても専門的な技術を要する為、全国的に職人が少なく、現在、宮古島には一人も居りません。

血赤珊瑚ともも珊瑚

血赤珊瑚ともも珊瑚

血という単語を聞くと、どきりとしますね。少しマイナスなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、実際にこの色を見ると、一言で赤と表現するのはためらわれます。一時、宝石珊瑚の関係者の間でも血という単語に抵抗があるとの声もあったのですが、どの言葉をあてはめてみても言い表すことのできない深みと、相反するような透明感を持ちあわせた赤色は、結局、命の源である血で表現する他に無いといったところに落ち着きました。

私たちはこの血赤珊瑚の他に、もも珊瑚もご紹介しています。宝石珊瑚は色味によって区分が異なります。もも珊瑚は、血赤珊瑚に近い色合いから少し明るく優しい印象の色合いまでの色幅を持つ為、年齢や性別を問わず愛されています。

色の区分はこれらの他にピンク、深海などがあり、それぞれに魅力はありますが、私たちはその中から非常に希少性が高く、より宝石珊瑚の深みのあるミステリアスな魅力が感じられる色として、血赤珊瑚ともも珊瑚を専門に扱っています。

お手入れ

宝石珊瑚は、真珠同様、炭酸カルシウムでできています。そのため、お手入れには少し気をつけなければいけません。他のアクセサリーとの接触で傷がついてしまう場合もあります。また、カルシウムは酸に非常に弱い為、汗や果汁なども大敵です。

つけたままの温泉やプール、化粧品の付着や薬剤での洗浄などもお控えください。基本としては、お使いになったら柔らかい布でふき取って必ず専用のケースか柔らかい布で包んで保管してください。

珊瑚の物語

珊瑚の物語

唯一無二の美しさで人々を魅了してやまない血赤珊瑚は、古代ギリシャの人々の想像力もかき立てたようです。メデューサのお話は有名ですね。

美しい娘のメデューサが自身の美を、ゼウスの娘であり美の女神でもあるアテナよりも勝ると誇り、怒ったアテナにより恐ろしい姿、中でも自慢の髪を蛇に変えられてしまいます。

その恐ろしさは見たものを石に変える程で、最後には鏡の盾を持つペルセウスによって退治されます。

物語はペガサスに乗ってアテナの元へと大空を駈るシーン。ペルセウスが手にしたメデューサの首から、砂漠に滴り落ちた血はサソリに、海に落ちた血は血赤珊瑚になったと締めくくられます。